安田純平さん行方不明に。ヌスラ戦線に拘束された?妻・歌手のmyuさんにも手がかりなし。 [ニュース]
フリージャーナリストの安田純平さんが消息をたって3週間。
イスラム過激派組織のISに拘束されたのではという声や、シリアの反政府組織でアルカイダ下部組織のヌスラ戦線に拘束されたとの情報もあります。
Twitterの更新も以下のつぶやきを最後に途絶えています。
これまでの取材では場所は伏せつつ現場からブログやツイッターで現状を書いていたが、取材への妨害が本当に洒落にならないレベルになってきているので、今後は難しいかなと思っている。期間限定の会員制で取材経過までほぼリアルタイムで現場報告することも考えてたが、危険すぎてやっぱり無理そう。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) 2015, 6月 20
歌手である妻のmyuさんも、安田さんの行方に関しては手がかりがないようです。
日本政府は「今のところ邦人が拘束されたとの情報はない。」としていますが、本当のところはわかりません。
安田さんはなぜ自ら戦地に赴いたのか?そしてその安否はどうなっているのか?調べてみました。
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安田さんは消息を断つ前に、知人に電話でシリアに入国することを伝えています。
過去には日本人の後藤健二さん、湯川遥菜さんが拘束され、最悪の結末を迎えているだけに、その安否が心配されます。
安田さんは2004年にも、イラクにて武装勢力に拘束され、人質になったことで知られています。
日本政府との交渉の末、命は助かりましたが、その時は日本中でバッシングが起こり、後藤健二さんや湯川遥菜さんの時と同じく「なぜ危険であることを知りながら、戦地に赴いたのか?」と自己責任論が議論されました。
安田さんはその後も、妻のmyuさんと夫婦でイラクに渡り、チャリティイベントに参加するなど、イラクと強い結びつきを持っています。
2014年には駐日イラク共和国大使を表敬訪問するなど、イラク政府との関係も良好のようです。
ジャーナリストとして長い経験を持った安田さんのことですから、相当な覚悟を持って、危険を承知でシリアに入国したことでしょう。
きっとそこには「真実を伝えたい。」という正義感からの行動だったのかもしれません。
しかしここ数ヶ月にも、イスラム国は過激な手段で敵対勢力を排除しています。
また前回のように、イスラム国側から日本政府への交渉が持ちかけられないとも限りません。
そもそもシリアは現在、日本政府によって渡航の自粛が呼びかけられている地域で、通常は入国出来ません。
安田さんがどうやってシリアに入国したのかも気になるところですが、なんにせよ、日本人が危険な地域に足を踏み入れるのは出来るだけ無いほうがいいですね。
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2015-07-17 19:42
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